先日、中学生の次男が東北地方への修学旅行から帰ってきました。
「
龍泉洞という鐘乳洞へ行ったら、入口に「
一杯飲めば3年は長生きする」と書いてある湧き水が飲み放題だったのでたくさん飲んできたよ~カルシウムが豊富な水なんだって」と言っていました。
どんな水なのか気になって調べたら、環境庁指定の
名水百選の中にありました。
岩手県下閉伊郡岩泉町の
龍泉洞地底湖の水。
「ミネラルウォーターとして商品化され、カルシウム分を多く含み、弱アルカリ性のおいしい水として全国に市販されて」いるのだそうです。骨粗しょう症予防によさそうですね。
この水を現地でたっぷり飲んできた息子は寿命を何年伸ばしたんでしょうか。
最近は、安全なだけでなく、美味しくて、体によくて、必要な栄養素を含んでいる。。。そんな水にこだわる人が増えましたよね。
飲み水だけでなく、水はいろいろな製品の原料となるもの。
原料の水が味を左右する日本酒、焼酎の水へのこだわりは有名ですが、ほかにも素麺、こんにゃく、ところてん、醤油、化粧品など名水を使って作られたものがあるようです。
そういえばお線香も原料にお水が使われているのでした。意外な気がしますが、原料を練り上げるのに水が不可欠なのだそうです。
先日
アモーレ・ドットコムにとてもきれいな水流の写真が載っているのを発見。
どこかなあと思ったら栃木県塩谷町にある
尚仁沢(しょうじんざわ)の湧き水でした。
青雲アモーレはこの水を使って練り上げられていて、「良い水を使うことで原料の香りが生き、質の高いお線香が出来」るのだそうです。
なるほど、お線香も水が大事なんですね。
尚仁沢湧水も
名水百選に選ばれています。解説を見ると「天然アルカリイオン水で、冷たく軟らかい」「平成9年に行われた『日本どまんなか<いびがわ>ミズみずフェスタ』において見事第1位を獲得した実績のあるおいしい水」と書いてあり、飲みたくなってしまいました。尚仁沢湧水近くの東荒川ダムのほとりには水と親しむための「名水パーク」があるそうで、一度訪ねてみたいものです。