トリノオリンピックもいよいよ終盤を迎えました。
あと数時間で冬期オリンピックの花、いや華の女子シングルフィギュアスケートのフリー演技が始まります。今回は日本選手の華々しい活躍があまり見られず、周囲を見ても今ひとつ話題が盛り上がらなかったオリンピックでしたが、今晩は早目に寝て明日早朝の生中継を見ようと計画されている人も多いのでは・・・。
フィギュアスケートではバックに流れる音楽も大きな要素ですね。というかどうしても私は演技と音楽の融合に注目してしまいます。音楽もさまざまで、クラシックではバレエやオペラ、ピアノコンチェルトなどがよく使われていますし、ポピュラーもあり、中にはオリジナル曲も登場します。選手が表現したい演技にしっくりくるテンポや雰囲気、メロディーを持つ音楽に出会ったとき、その力が最大限に引き出せるのではないでしょうか。ですから演技と音楽の競演につい注目してしまうのです。音楽も楽しみたいので、できれば解説は最少限にお願いしたいところ・・・。会場のお客さんと同じ緊張感でテレビの画面に集中したいなあ。。。どうせテクニカルタームを並べ立てられても素人にはわかりませんし、ジャンプの説明なら演技終了後のリピート&スローの映像でじっくり説明していただいたほうが理解しやすいですね。
日本の選手では、荒川選手が「トゥーランドット」、安藤選手が「蝶々夫人」といずれもプッチーニのオペラをベースにした音楽を使う予定だそうです。プッチーニは美しいメロディーに彩られた情緒たっぷりなオペラが多いので、スケーティングを盛り上げる劇的な効果は抜群でしょう。私も明日がんばって早起きしましょうか。