、
今年も秋の恒例、庭の2本の
柿の収穫をしました。
例年100個以上採れるのですが、今年は不作なうえに、かなりの数の柿が早くからジュクジュク状態になってしまい、鳥につつかれ放題となりました。ごらんのとおり、地面には食べたあとの残骸が点々と散らばっています。
結局、収穫できたのはわずか45個。
そのうち状態の悪い柿を除くとさらに少なくなってしまいました。
それでもわずかな柿を、毎年楽しみにしてくれている北海道の親戚に送りました。北海道は寒冷地のため柿の木が育たないので(もちろんお店では売っていますけれど)喜ばれます。
ところでみなさんは柿が好きですか?
秋の風物詩と信じて疑わなかった柿ですが、先日、NHKの「
ためしてガッテン」を見たら最近はどうも人気がないらしい。。。へなっとした食感が敬遠されているようです。そういえば大学生、高校生の息子達も小さい頃から柿をまったく食べようとしませんでした。実は私もシャキシャキとした硬い柿は好きなのですが、柔らかくなった柿は苦手。
そこで番組では
柿の
とっておきの保存法や
美味しい柿料理を紹介していました。
まずは
シャキシャキ感を保つワザから。柿は呼吸のほとんどをヘタで行っているそうで、①ティッシュを水で湿らせ、ヘタの上におく→②新聞紙などにくるんで冷蔵庫またはチルド室に入れる とこれで本来なら数日で柔らかくなってしまう柿も3週間も硬さを保てるのだそうです。
それから
調理の秘訣。柿は加熱すると渋戻りしてしまうので、それを防ぐワザを紹介していました。渋みのもとタンニンが加熱により小さくなり口の中のタンパク質と合わさって渋さを感じてしまうとのこと。ですから加熱時にあらかじめタンパク質とくっつけてしまえば渋みを感じないので乳製品、肉、魚などと一緒に調理すればよいそうです。
番組ではいくつか柿料理も紹介し、なかでも「
柿きんとん」「
柿と桜えびのかき揚げ」が美味しそうでした!柔らかくなってしまった柿は使いみちがなくてヨーグルト和えや柿ゼリーにしていたのですが、今度はうらごししてきんとんに入れてみようと思います。